安倍元首相が国によって弔われる予定ということで、賛否両論様々な意見が述べられています。
国葬の予定から国民葬の予定へと変化していますが、そもそも国葬と国民葬の違いはどこにあるのでしょうか?
また、国葬や国民葬が行われるとその日は祝日扱いとなって学校や会社が休みになるのかも気になりますね。
国葬や国民葬についてまとめました。
国葬とはどういうもの?何をするの?
国葬はその名の通り国が執り行うお葬式のことを言います。
喪主は国ということになり、葬儀にかかる費用はすべて国が賄うことになります。
葬儀とは言うものの、国の威信をかけて執り行うものという側面が強いです。
安倍元首相の場合には、国内外問わず功績があるため弔問に訪れたい方が多く、一般的な葬儀で執り行うと弔問客の警備上の問題があるという側面もあって国葬が検討されているようです。
近年では吉田茂元首相が国葬の対象となりました。
国民葬とは?国葬との違いはココ!
国民葬は、国葬と似ているのですが費用の出どころに違いがあります。
国葬は全額国が負担するのに対して、国民葬は大半は国が負担するものの一部は遺族が負担します。
とはいえ明確に国葬と国民葬の定義の違いがあるわけではなく、葬儀の形式に関しても違いはありません。
安倍元首相の場合には国民の声に配慮して最初は「国民葬」を軸に考えていたようですが、岸田総理の強い要望もあり「国葬」で執り行う方針だそうです。
近年では佐藤栄作元首相が国民葬で見送られています。
国葬や国民葬の日は休みになる?
国葬で見送られた吉田茂元首相の時は、午後から官庁や学校などが休みとなる半休でした。
安倍元首相の葬儀の際に休日や半休となるかは未定ですが、可能性としてはあると言えますね。
SNSなどを見ていると、国がお金を出しての葬儀は反対といっていた方々も休みになるならうれしいという声もあるようです。
不謹慎とは思いつつも、なかなか休めない人にとって休みが増えるかどうかは重要ですよね。
今後の情報に注目したいと思います。
国葬と国民葬についてまとめ
- 国葬と国民葬は国が執り行う葬儀という意味では同じ
- 費用を国負担のものが国葬、一部遺族負担の場合には国民葬と呼ばれる
- 国葬で半休になった例があるので休みになる可能性はある
