お月見どろぼうは中秋の名月に行われる日本版ハロウィンのような文化です。
子供たちがお菓子をもらうために近所を歩き回る楽しいイベントですが、お菓子を用意する側としてはどんなお菓子を出したらいい?相場はどうなの?と気になります。
また、感染症の流行もありそもそも出していいのか?雨が降ったらどうするの?と迷うこともありますよね。
この記事ではお月見どろぼうにおすすめのお菓子や相場、雨が降った時はどうする?などを筆者の経験に基づいてご紹介します。
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お月見どろぼうのお菓子の相場は?

お月見どろぼうのお菓子はその地域に住んでいる人が必ずしも出さなければならないというわけではありません。
出さなくても問題はありませんが、自分の子どもがお月見どろぼうに回るのであればマナーとして出しておく方がいいと思います。
相場としてはうまい棒やキャベツ太郎のような10~30円程度の駄菓子をたくさん並べている家が多いですが、駄菓子を詰め合わせて100円程度の量にして出している家庭も見られます。
カントリーマアムのような大袋のお菓子をばらして出している家もありますね。
子供たちはお菓子が並んでいるというだけで喜ぶので、無理のない範囲で提供すれば大丈夫です。
お菓子は何でも構いませんが、溶けやすいチョコレートは避けたほうが無難です。
うまい棒のようなスナック系はあまり子供に人気がなく、逆に人気なのはグミやゼリー系です。
スティックゼリーは安くて人気なのでおすすめですよ。
お月見どろぼうの日に雨が降ったらどうする?

お月見どろぼうは中秋の名月の日と決まっているので、雨だから中止や延期といったことはありません。
子供たちはお菓子がもらえる楽しいイベントを見逃したりしないので、雨の中でもレインコートを着たりして訪れます。
子供たちを迎える側は、駐車場の屋根の下や軒先など、雨が当たりにくい場所にお菓子を用意するのが一般的です。
傘の下に設置している家もありました。
お月見どろぼうは感染症が流行っていてもお菓子を出す?

長引くコロナ渦で、お月見どろぼうのお菓子を出していいものか悩む家庭も多いと思います。
2021年はお月見どろぼうの時期に特に流行していたこともあって、お菓子を出さなかった家もありましたが子供たちは変わらず回ってきている様子でした。
対策として以下のようなことをしている家庭も見受けられました。
- 消毒用のアルコールを設置する
- いくつかの箱に分けてお菓子を入れて、子供が密にならないようにする
- お菓子を選べると箱の前で悩むので、1種類しか出さない
少しでも安全に子供たちが楽しめるようにできるといいですね。
お月見どろぼうのお菓子の相場や雨・感染症対策まとめ
- お月見どろぼうのお菓子の相場は10~100円程度
- 雨でも行うので屋根のある場所に設置するなど濡れにくい対策をして出す
- 感染症渦でも子供たちは来るのでアルコール設置などできる対策を